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ソーホー・ジャパンのスタッフが、日々発見したり感じたりしたこと、出会った人々などをミニコラムにしてご紹介いたします。気をらくーにして、ご覧下さい★


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フラッグアート展2008

今年で、全国公募展となって12回目のフラッグアート展です。

1996年に、岐阜の中心商店街に完成した、高さ6メートル、全長2kmのアーケード完成記念イベントの一環で始まった「フラッグアート」。岐阜市出身の世界的アーティスト・日比野克彦さんが審査委員長を務めています。

フラッグの布の大きさは、幅1.8メートル、長さ3メートルという巨大なサイズ。数字で聞いただけでは、なかなか想像し難いですが、布団のシーツが3枚分ほどの大きさ。一人暮らしの方のお宅では、とても広げられるものではありません。

そんなビッグな作品が68点も並ぶのです。すべて、違う作者が、それぞれの思いを作品に詰め込んで。

フラッグの制作期間は、7月末〜9月頭。この年の夏は、フラッグの制作だけで終わってしまった方も、たくさんいることでしょう。ここまで体力を使う作品作りもないのではないかと思われます。

10/4(土)、地元のお祭り、信長祭りの日に合わせて開催となる公開審査。全国から制作者が集まり、自分の作品の下で、審査員から直接講評を受けられる、アート展では非常にまれな、名物的審査方法です。

今年の最優秀・日比野克彦賞は、ニューヨークの専門学校に通っているという、三木よしこさん。昨年出品し、受賞は逃しました。その悔しさと、審査員から受けた講評をバネに1年頑張り、今年、見事最優秀賞の受賞となりました。

フラッグアート展2008_f0099247_10531891.jpg


壇上で涙する、受賞者の方々を拝見し、もらい泣きしたりして。商店街の皆さんにも今年も良かったですね、などと声をかけていただき、裏方は、ああ、今年も頑張った甲斐あったなあ…と、苦労がむくわれるのでした。

10月末日まで展示してあります。ぜひ、岐阜の街歩きを楽しんで下さい。

フラッグアート展2008 in GIFU
by soho-japan | 2008-10-07 11:07 | アート